天然ポリフェノール系ボイラ水処理剤セキクリーンは、1965年(昭和40年)山陽国策パルプ(現日本製紙)の持つ、
パルプ製造の際の副生物のリグニンを用いた旧国鉄の蒸気機関車向けボイラ水処理剤の技術と関口の技術を融合させ開発されました。
今では、蒸気ボイラに軟水を使用する事は常識になっていますが、蒸気機関車の補給水は硬度成分の含まれた原水、しかも路線上に点在する給水場所で
様々な水質に対応させる必要がありました。
スケール分散力や防食能力にも優れた能力を発揮しましたが、先代が最も魅力を感じたのは、昭和40年ではまだ早すぎたのですが、安全無害、無公害と
言う天然ポリフェノールならではの特徴でした。
しかし、そのコンセプトは大手水処理メーカー
オルガノにも評価され、1980年(昭和55年)に技術提携を行い
オルクリーンとして販売が開始されました。
ポリフェノールの作用に基く以下の3つの相乗効果で強力な防食力を発揮します。
- 脱酸素効果
- 防食皮膜形成
- ドレン系防食効果
ベンゼン核に2つ以上のヒドロキシル基(-OH)を持つ物質
はポリ-フェノールと言われ、強力な還元力と反応生成物
が化学的に安定な事から、油に溶けるヒンダード(ポリ)
フェノールは、航空燃料やガソリン、潤滑油等の酸化防止
剤として石油業界でも広く使用されています。
しかし、合成されるポリフェノールは強すぎる還元力により
人体や食品等に使用制限があります。
しかし、天然のポリフェノールであるタンニンやリグニンは
人体にも環境にも極めて安全でありながら、その活性酸
素除去作用を利用する事が出来る物質なのです。
米国ローム・アンド・ハース社が開発した高機能分散剤
「アキュマー」の効果により、硬度成分、シリカ、鉄分に
よるスケール・スラッジの付着を防止します。また、一度
付着したスケールの剥離・分散にも効果を発揮します。
米国ローム・アンド・ハース社が開発した高機能分散剤
「アキュマー」の効果により、硬度成分、シリカ、鉄分に
よるスケール・スラッジの付着を防止します。また、一度
付着したスケールの剥離・分散にも効果を発揮します。
スーパーセキクリーンは、軽く使いやすいバックインボックスを使用しなが
ら、内部のプラダに特殊IDタグを装着する事で、使用済みの容器を有価物
相当として回収できます。
回収されたポリエチレン製プラダは、当社工場にて水洗い洗浄後、傷や劣
化などの検査を行い、そのままリユースされます。
ダンボールボックスは古紙原料として、マテリアルリサイクルが可能です。
有価物ですので、専用車での回収も不要。嵩張らなくて、有価物なので、
ダンボールに詰め宅配便や販売店への手渡し返却が可能です。
※特許出願中
※回収には、お客様との確認書が必要になります。